40歳からの細く長い山歩き

40歳頃から登ったり休んだりして続けている山歩きの記録と山のために買った物の記録です

熊は冬眠しているかしら

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冬でも歩きに行ける里山も、雪が積もると、方向がわかりにくいことがあります

 

「雪のないうちに来ておけば良かったなぁ」と思ったりするけど

里山なんて、夏は暑いし虫が多いし、秋は熊が怖くて行くことができません

 

この秋は木の実が不作だったらしく、秋から初冬にかけて、熊が町に何度もおりてきました

山だって熊注意の看板だらけでした

熊って、どうやって山から下りてくるんだろうと思ってましたが、川つたいに来るそうですね

で、適当なところの土手を上がって、道路を歩いて町中に来る・・・

なんだか想像するとおかしいです


最近の事故の件数は、ヒグマによるものは、死亡事故が0.3人/年、負傷事故が2人/年。

ツキノワグマによるものは、死亡事故が0.9人/年、負傷事故が34人/年くらいだそうです。

死亡割合でみると、交通事故の1/500以下、スズメバチと比べても1/5以下。

被害に遭う人は、東北は山菜採りや山林業の人が多いのに対し、関東はアウトドアレジャーの人が多いそうです。

東北で、熊被害が多くて立ち入り禁止地区に指定されても、たけのこ採りの人たちが、その中に入って被害が繰り返されてたのはよく報道されていました。


ツキノワグマの大きさは人間とあまり変わらず、体重もオスで80kg、メスで50kgくらい。

寿命は約20年。

身体能力は人間よりずっと高く、走ると時速50km、木登りや泳ぎも得意。

嗅覚は犬より鋭く、記憶能力も良いそうです。

 

そんな熊なので「クマにあわないようにすること」が第一だそうです。

 

私は一人で山に入るときは、熊鈴をつけて歌いながら歩いたりしますけど、よく行く近所の山で熊が出たときの新聞記事には「男性二人が登山道を歩いていたところ、斜面から突然熊が滑り降りてきて、二人の頭と腕を噛んだとのことです」

なんて書いてありましたから、こんなのは防ぎようないなと思いました。


ツキノワグマの冬眠の特徴は、
すべてのクマが冬眠するわけではない。
体温があまり下がらない。
心拍数や呼吸数は1/5程度に低下。
食事、飲水、排泄、排尿をしない。
だそうですが、
冬眠中も何か刺激があれば、瞬時に目覚めて行動できる状態にあり、飢餓状態というわけではないので体力も衰えていないらしいです。

 

えーーーー( ゚Д゚)

冬山を歩いていても、うろついてる熊がいたり、自分たちの声で目覚めてガバっと起き出すことがあるってこと!?

 

あと、山でよく会う猿も怖いです。

猿は、悪いことばっかりするし、結構狂暴なイメージ。

飛び掛かってきたりするし。

 

カモシカもなかなかです。

うちの兄は車で走っている時に前方にカモシカを見つけ、道路を塞いでいるために停まって待っていたら、向こうから突進して車に体当たりされて、車の修理費に30万かかったって言ってました

 

動物にとったら私達なんて邪魔な存在なんでしょうね

 

・対策:熊スプレー

 襲われたら、冷静に顔に吹きかけたりできるんだろうか・・・

自分にかかると皮膚にかなりダメージあるようです

 

・熊鈴

かわいいのたくさんあります

 

 

鈴によって、音は全然違うのですが、中にはとても澄んだ音色のものがあります

山でそんな音を聞くと、ホラー映画っぽくて苦手なんです・・・

もっとガラガラした音にして!と言いたくなります