40歳からの細く長い山歩き

40歳頃から登ったり休んだりして続けている山歩きの記録と山のために買った物の記録です

冬の吉野山 吉野駅から上千本を歩く①

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興福寺近くの宿に泊まり、近鉄奈良駅から近鉄線で大和西大寺乗り換え、橿原神宮乗り換えを経て吉野駅に到着

 

年末に仏像を見たいなぁ、と思って奈良行を決めたのですが、奈良だったら雪もないだろうし、大台ケ原でもついでに登ろうって思ってました。

奈良行を決めた後に、大台ケ原スカイラインは12月からゲート閉鎖、登山口まで片道12キロを歩かないといけないことを知る( ゚Д゚)

 

除雪が必要なほど雪が降る地域とも思えず、どうして閉鎖してしまうのかしら

凍った道路をスタッドレスをはかない車が通って事故を起こすのを防ぐためかしら、などと考える

 

考えても仕方ないので、吉野山に登ることにする

 

桜で有名な吉野山

2004年m吉野山高野山から熊野までの霊場、参詣道を「紀伊山地の霊場と参詣道」としてユメスコの世界遺産に登録されてます

吉野山は、南北朝時代南朝が置かれた場所、秀吉が豪勢な花見をした場所、義経静御前と別れて逃げ落ちていく場所としても有名

 

吉野駅からロープウェイに乗って参詣道を歩いて、お昼はガイドブックに載ってるあのお店で食べて、と楽しみにレッツゴー

 

え・・・ロープウェイ動いてないし

代替えのバス一時間に1本だし

 

調べるとロープウェイは乗車約5分、とのことで、全然歩きます!大丈夫!

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世界遺産のわりには不親切で、ロープウェイを使わないで歩く道がわからない

携帯で調べると、七曲りを通って参道に出るにはロープウェイの横の道を行けばよい、と書いてあるので、鬱蒼とした木に囲まれた車道を歩き始めます

が、これが後醍醐天皇陵に行くほうの道でした

七曲り登って、黒門を通って行きたかったので、途中で引き返してふたたびロープウェイの駅に戻り、1時間のロス

 

私有地立ち入り禁止って書いてあるって引き返したり、ぐるぐる迷って、やっと七曲りを見つける

かなりわかりにくい

七曲りはショートカットがあったり、楽しい道でした

年末の奈良はかなり人が多かったけど、吉野は閑散としております

それがまた良いかんじ

 

金峯山寺

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金峯山寺蔵王権現を本尊としていて、その御神木が桜なので、吉野には桜が多く植えられたと言われています

御神木が杉とか松じゃなくて良かった(*ノωノ)

 

それよりも、お店が軒並み閉まってます

かろうじて開いてる柿の葉寿司を食べながら歩こうか、とも考え始めました

が、やっと開いてた

吉野名物 葛うどんです

それと柿の葉寿司のセット

うどんとお汁の両方に葛が入ってるそうです

美味しい!温まる!

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ぺろりと食べて、続きを歩きます

 

 

 

12月の中山 劔岳見ながらお鍋を食べに行く

 

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12月の富山とは思えない暖かい日です

最高気温17.4℃ 曇り

ちなみに、昨年の12月4日は最高気温7.4℃、一昨年だって7.5℃ですから、今日は破格の暖かさ

 

よし、山頂でお鍋でもするかー、と友人とうちのお嬢を誘って中山に行きました

11月頃から、もう雪が降って山は最後かなと思いながら登ってましたから、12月にに入っても行けるのは嬉しい

写真はうちのお嬢です

もちろん私じゃありません(笑)

 

雪の劔を拝むのと、お鍋目的ですから、さーっと行くぞーと思ってましたら、またしても下調べ不足!

井折から登山口に向かうゲートが閉まっておりました

 

 

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登山口まで1キロ、1時間ってとこですかね

そんなに楽しい道路でもないところをテクテクと歩きます

いつもは車で行ってるから思わなかったけど、結構遠いのね

 

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 ひたすらテクテクというかとぼとぼ歩きます

決してガツガツではありません

 

 

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登山口についても雪なんかない

太陽のあたるところは道が乾いてさえいます

 

あっちこっちに大きな杉があるのも中山の魅力

 

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超寒がりのお嬢でさえジャケットを脱ぐ暖かさ

手袋も帽子も山を登り始めると暑くて外してしまいました

 

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北斜面だとこれくらいの雪

 

やっと到着

山頂の雪はこんなかんじ

 

 

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11月の連休あたりは、座る場所さえないくらい混みこみの山頂ですが、今日は誰もおりません

ゲート前には7~8台車が停まってたけど、劔のほうに行ったか、クズバ山の登山口のほうに向けて下りたので自分たちに会わなかったのか

 

味噌鍋です

豚肉、白菜、長ネギ、厚揚げ、ごぼう

全部切ってジップロック

お鍋に水と鍋味噌いれて、あとは待つだけ

おいしーーーーーーーー(*´▽`*)

 

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奥入瀬渓流 焼山駐車場から十和田湖へ

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青森で仕事があったので、前後に有給をとって、奥入瀬渓流に行ってきました

早朝に着いたので、人もほとんどおらず、気持ち良いです

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もちろん、全長14キロを歩くつもりです(*'ω'*)

焼山の駐車場に車を停めて、てくてく歩きます

駐車場無料!すばらしい!

人気なのは石ケ戸あたりかららしく、焼山の案内所付近以外はほとんど人がいませんでした

 

人がいないぶん、歩道もあまり整備されてないところもあって、ワイルドな雰囲気

そればそれで楽しい

 

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いちおう登山の時用のハーフジップと山用の帽子、アタックザックなんかしょってます

これは学校さぼって付いてきた娘です

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あれ?

なんで自転車?

答え:靴擦れ

今回、町でもはけるちょっとオシャレめのスニーカーをはいて来たら、あっという間に靴擦れしました

石ケ戸からあっさり自転車です

意地で電動機付き自転車ではなく、普通の自転車を(^^)/

 

車やバスで有名どころは降りて、見たらまた乗って、という回り方をしている方が多く、道路はすいてました

スイスイ走れます

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いたるところに滝・滝・滝

十和田湖に近くなると、添乗員さんの旗の後ろを連なって歩く観光客の方々も増えてきました

奥入瀬渓流十和田湖が水源なので、水量が安定して洪水もなく、ということで、川の中州にたくさんの小島があって、その上に樹が生えてます

トチノキ、カツラ、サワグルミ、ハンノキなどなどとても美しい

私の住んでる雪国は高い山から川が流れてますから、もう滝のようにすっごい勢いで、中州に植物なんてありえません

到着!ゴール地点の十和田湖

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焼山~十和田湖は歩くと5時間くらいとのことですが、自転車を使うとしょっちゅう止まって滝見たり渓流見たりしてたんで、5時間かかりました

帰りは焼山駐車場まで車を取りに行きますから、自転車でノンストップで下ると40分くらいでした

これもまた気持ちよかった(*‘∀‘)

 

ちなみに、一番印象的だったのは、阿修羅の流れ、でした

興福寺の阿修羅像のファンとしては、あのイメージで、清々しかったです

 

その日泊まった十和田湖近くの民宿での夕食

ヒメマスのお刺身、ヒメマスの塩焼き、お鍋、煮物

(゚д゚)ウマー

本当においしかったです

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帽子購入 どれにしようかな

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アウトドア・リサーチのハット買いました

もう、ひとめぼれです

なんというか、気分はアフリカの自然保護区で動物を守る人の助手?くらいなかんじです

防水なんで、突然の雨にも濡れないし、汗でびっしょりになることもありません

友人が綿のハットを被ってると、もう全部汗で濡れて重たそうになってる時がありますが、そんな心配もありません

 

日焼けの気になるお年頃というか、もう焼けるとシミなんだかどすぐろいんだかわからなくなりますから、本当はすっごい日焼け止め機能のヤツを買おうかと思ってたんです

 

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こんなんとか絶対焼けなさそう

 

下の写真は私が庭仕事するときに愛用してる帽子とよく似てます。

タケノコ狩りくらいならコレで行きます

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こんな若くてきれいな人が着用すると変ではないのですが、おばちゃんがジャージと長靴で庭仕事しているときにコレをかぶると、本当に畑仕事用にしか見えません

 

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モンベルにもあるんですよ

お店で試着もして迷ったんですけど、やっぱ暑いだろうなぁと思って見送りました

目立つし・・・

 

 

 

 

 

夏用長袖シャツ購入 夏は暑くてかなわない

以前の山道具は、パンツもシャツもフリマで売ってしまったんで、そういうのまで買いなおしてます

 

生地は薄いけど、でも暑い

日焼けはしたくない、でも暑いからつい腕まくり

あ、日焼けする、と思ってまた下げるの繰り返し

けれども、このタイプのハーフジップシャツを着てる人やっぱり多いです

Tシャツだと首元の日焼けが気になりますから

 

これはモンベルのクールロングスリーブジップシャツです

汗かいてもしっとりはするけど、濡れたってかんじはありません

でも、私としては暑いんです

 

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暑い時には、タンクトップ着て、日焼け防止のために、上に大きめのシャツ着るほうが、まだ暑くないように思いました

下の写真はモンベルウイックロンの長そでシャツです

なんというか、これ、サラサラで気持ちいいです

でも、ガツガツ歩いて汗をかくと、肌とシャツの間を滝のように汗が流れる、というかんじです

それをタオルでさっと拭くと服は全然濡れてないんで問題ないです

 

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モンベルはメンズのほうが色合いが好きだなぁ

でも、アースカラーはどれもよい色です

 

称名から大日小屋へ

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大日岳まで日帰りで行きました!

っていう人がたくさんいる中、

今日の私は称名から、ゆるゆるっと大日小屋を目指します

 

ほんと、山登りではなく山歩きです(*'ω'*)

10年前のスカルパの靴がまだ頑張ってますが、いつソールがはがれてもおかしくないです

念のためにテーピングは持って行ってます

 

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雲が湧くというのは、こんなかんじですね

美しい・・・

草を刈ってくれた方々、ありがとう

木道ももう少し・・・もう少しなんとか・・・という箇所がありました

 

 

ザック購入

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先日書いた記事に載せた写真で背負っているのが今年の山用品初購入のザックです

以前登っていた時は、同僚のお下がりをいただきましたが、中はベトベト、表も破れてきたので、さすがに再購入となりました

 

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これですコレ

オスプレイ・カイト46です

 

実は、オスプレイ、サイドポケットのゴムが伸びやすいとか、傷みやすい、あまり丈夫でない、ということなんかも聞きますので、購入の候補には入っていませんでした。

 

そして、日帰りには大きいけれどテン泊には小さい46リットル

しかし体力的にもそんなに思いものを背負って歩ける自信もなく、結局は46リットルにしました

 

体格の特徴としては、身長高い、かなり細身というかんじ

 

で、登山用品のお店でお店の方のオススメを片端から担いでみました

ザックに10キロくらいの重しを入れてもらって、お店の中を歩き回ります

 

色が派手すぎて売れない、という半額処分のkarrimor(カリマー)、鮮やかなピンク色なんかもあったのですが、ほとんどのザックでヒップベルト(ウエストハーネス)が腰の骨に当たって痛いのです

また、ショルダーハーネスがフィットせず、外側だけに過重がかかるものや、鎖骨を擦るようなものなど、なかなかフィットするものが見つかりませんでした

山に登るには痩せすぎだそうです

 

で、数あるザックを背負った中で一番相性の良さそうなのがコレでした

女性用ですので、男性用より短い背面長、横幅のフレームも狭く、女性の体形にフィットするように作られています

私としては、痩せた体形にも合っていますが、骨盤、鎖骨にあたる部分のクッションが他のどれよりも厚く、柔らかいような気がしました

 

えー、ザックぐらい赤いかわいらしいヤツが欲しい・・・と思ったのですが、コレと小豆色しかありませんでした

 

あきらめられずに他の赤いモノやピンクのものを担いでみるのですが、やっぱり担ぎやすさでいうと、オスプレイ・カイトでした